私が弁理士試験に合格するために実践した2つのこと

弁理士試験
トンボ
トンボ

カブト先生が弁理士試験の勉強で何か工夫したことってありますか?

カブト
カブト

工夫ではないけど、2点ほど心がけていたことはあるよ。

平成31年度の弁理士試験の日程も決まり、インターネットの願書請求も開始されました。

平成31年度弁理士試験受験案内 | 経済産業省 特許庁

試験自体はまだ先の話ですが、受験生のみなさんは気持ちが引き締まっていく時期ではないでしょうか?

さて、今回の記事では、私が受験生のときに実践していたことの中でみなさんにもオススメしたいことを2つほど紹介したいと思います。

「これを実践すれば合格間違いナシ!」というような裏技ではありませんが、今思えば無理せず着実に実力をつけるのに役立っていたように思うので、よかったら参考にしてください!

目標勉強時間を設定し勉強時間を記録する

まず1つ目は、『目標勉強時間を設定し勉強時間を記録する』ということです。

私の場合は、目標勉強時間を1週間で30時間(予備校の講義時間も含む)と設定し、勉強時間を日単位と週単位で集計していました。

これによって、

  • 勉強のペースを調整できる
  • 罪悪感を持たずに休むことができる
  • 勉強のモチベーションが向上する

という3つの効果が得られました。以下、順番に説明していきます。

勉強のペースを調整できる

目標勉強時間の設定は難しいところではありますが、思い切って決めるしかありません。途中で変更してもいいので、とりあえず決めてみましょう。

一昔前は弁理士試験に合格するには3,000時間の勉強が必要だと言われていましたが、今は昔より試験が簡単になっているため、そこまでの勉強時間を確保しなくても合格は十分に可能です。

実際、私が最終合格を果たすまでの総勉強時間はおよそ1,900時間でした。個人差もあると思いますが、2,000時間前後を1つの目安にしてもよいと思います。

ここでは、一例として「2年をかけて2,000時間の勉強時間で最終合格を目指す」という目標を立てたとします。

これから1週間の目標勉強時間を割り出します。

1年の目標勉強時間:1,000時間(=2,000÷2年)
1週間の目標勉強時間:19.2時間(=1,000÷52週)

となるので、上の例の場合は1週当たり約20時間のペースで勉強したらよいことがわかります。

そして、毎週集計している勉強時間を目標の20時間と比較することによって、勉強のペースを調整することができるというわけです。

弁理士試験の試験勉強は長期戦なので、マラソンのようにできるだけ一定のペースで続けることが大事だと思いますが、勉強時間を記録しておかないとペースを把握することはできません。

罪悪感を持たずに休むことができる

時間があればひたすら勉強するという姿勢は一見素晴らしいようにも思えますが、疲労やストレスが蓄積されることで長期にわたる試験勉強ではつぶれてしまうおそれがあります。

仕事でぐったり疲れているときに無理矢理勉強しても効率が悪いですし、既婚者なら家族サービスの時間も確保しなければなりません。

この点、勉強時間を記録していれば、「今週は40時間勉強したから来週の日曜日は丸一日休養に充てよう」とか、「今週は10時間しか勉強できなかったから、次の土日は図書館に引きこもろう」といったメリハリがつけやすくなります。

マジメな受験生は、いざ休もうと思っても「勉強をしていない」という罪悪感で心から休めないということがあると思います。

勉強時間をきちんと把握していれば、罪悪感を持たずに休みやすくなるので、しっかりとリフレッシュできます。

勉強のモチベーションが向上する

私の場合、30分勉強するごとにエクセルのマスに〇を付けていくようにしていたのですが、〇が増えていくのがうれしくて、ちょっとした勉強のモチベーションになりました(笑)。

「50時間勉強するたびにちょっとリッチなランチにする」といったご褒美を自分に用意しておくのも、モチベーション維持にいいと思います。

いろんな参考書やレジメに手を出さない

私が受験生のときに心がけていた2つ目のことは、『いろんな参考書やレジメに手を出さない』ということです。

私は早稲田セミナー(今のTAC)に通っていたのですが、参考書やレジメはTACで提供されたものに絞って繰り返し読み込み、ほかの参考書やレジメに手を広げることはしませんでした。

手を広げる余裕もなかったというのが本当のところですが、結果としては、同じ資料を繰り返し読むということが効率的な勉強につながったような気がします。

例えば、短答試験だけなら、下の記事でも紹介しているTACの『エレメンツ』という参考書と10年分の過去問をひたすら繰り返し解くだけで、独学でも合格圏内に到達することが可能です。

弁理士試験にオススメの参考書10選
トンボ 弁理士試験の参考書にはどんなものがあるんですか? カブト 予備校に通うか独学かによっても変わるけど、最低限必要なものだけ紹介するね。 弁理士試験にはじめてチャレンジする...

論文試験に関しては、各予備校で配布される『レジメ』と呼ばれるポイントを端的にまとめた資料が必須となります。

ときどきいろんな予備校のレジメの収集に必死になっている受験生がいますが、各予備校のレジメの内容に合否を分けるほどの差があるとは思えませんので、レジメの収集に時間や手間を費やすのはやめましょう。

レジメに関しても、同じものを何度も繰り返し読み込んで、趣旨を理解するとともに、自分で再現できる程度に暗記することが重要です。

弁理士の予備校の比較-あなたにオススメなのはここだ!
トンボ 予備校選びで悩んでしまって時間ばかりが・・・ カブト 大きな買い物だから悩むのは仕方ないけど、最後は思い切りも必要だよ! 弁理士の予備校(受験機関、資格スクール)を選ぶ...

 

・・・というわけで、今まであまり取り上げたことのなかった弁理士試験の勉強方法について書いてみました。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

トンボ
トンボ

ところで、年号が変わるのに今年度の弁理士試験も『平成31年度』という言い方をするんですね。

カブト
カブト

実は僕もすごくそこは気になっていたんだ(笑)。