弁理士に必須のアイテムってありますか?
僕はICレコーダーをいつも持ち歩いているよ。
今回は、弁理士が持っておいたほうがよいアイテムを2つ紹介したいと思います。
どちらも弁理士試験の勉強にも役立つので、どうせなら受験生のときから用意して長年愛用するといいですよ。
「弁理士の七つ道具」って書ければサマになったのですが、7つも思いつかないので2つでご勘弁ください(笑)。
弁理士必須アイテムその1:万年筆
みなさん何らかの筆記具は持っているかと思いますが、弁理士にオススメなのは万年筆です。
弁理士の業務には、外国の弁理士(「現地代理人」と言います)とのやり取りが必要となる内外業務や外内業務と呼ばれるものがあります。詳しくは下のページをご覧ください。
現地代理人とレターのやり取りをするときには、弁理士がサインするのが慣習です。
このとき、ボールペンよりも万年筆のほうがサインがしやすいですし、万年筆のほうが断然カッコいいです!
また、弁理士試験の論文試験では、短時間で大量の文字を書く筆力が必要ですが、ボールペンよりも万年筆のほうが筆力がアップするという話もあります。
なので、受験生のときにお気に入りの万年筆を見つけて、ずっと使い続ければ決して高い買い物ではありませんし、愛着も湧いてくるのではないでしょうか?
そういう私は、筆圧で万年筆のペン先をつぶしてしまいそうなのでボールペン派です(笑)。
下で紹介しているのは、弁理士受験生にも定評のあるペリカンの万年筆で値が張りますが、安いものなら数千円からありますよ。
弁理士必須アイテムその2:ICレコーダー(ボイスレコーダ)
私が買ってよかったと思っているのがICレコーダーです。
クライアントとの特許面談では、短時間にかなり濃密なやり取りが行われるので、その場の理解力や記憶力だけに頼るのは危険です。
そこで、大活躍するのがICレコーダーです。
面談をレコーダーで録音しておき、その案件に取りかかる際に、改めて面談の内容を聞きなおします。
時間をおいてから改めて面談の内容を聞き返すことで、面談の内容がより深く理解でき、頭の整理がはかどります。
スマホのアプリを使うという手もありますが、機密管理の観点からスマホの持ち込みを禁止している企業が多いので要注意です。
また、レコーダーは弁理士試験の勉強でも使えるので、マイレコーダーを1つ持っておいても損はないでしょう。
試験勉強でレコーダーが活躍するのは、口述試験の勉強のときです。
口述試験の過去問の質疑応答を読み上げて、レコーダーに録音しておけば、通勤時間の勉強ツールとして大いに役立ちます。
質問の後に間を空けて、回答を頭の中で再現できる空き時間を作っておくのがミソです。
読み上げて録音するぐらいならほとんど頭を使うことがないので、論文試験が終わって脱力している時期に準備しておくとちょうどいいですよ。
論文試験用のレジメなどを録音して繰り返す聞くのもいいでしょう。
私はシンプルで使い勝手のよいオリンパスのVoice Trekシリーズを愛用しています。
ICレコーダーを使う勉強方法は知らなかったです。
実績のある勉強方法だからぜひ真似してみてね。