『資格スクエア』っていう予備校があるらしいんですけど、カブト先生は知っていますか?
最近勢いのあるオンライン予備校だよ。弁理士講座も提供しているから、その評判をまとめておいたよ。
弁理士試験の予備校といえば、圧倒的にLECが有名ですが、実は最近『オンライン予備校』と呼ばれるジャンルの予備校が急速に勢力を伸ばしつつあります。
その中でも、『資格スクエア』はオンライン予備校の先駆けで、新聞や雑誌などのメディアでもよく取り上げられています。
この記事では、資格スクエアの弁理士講座の特徴や私なりの評価をまとめてみました。
結論を先に言ってしまうと、「資格スクエアはコストパフォーマンスに優れているので、通学講座にこだわりがなければここで決めて問題ナシ」だと思います。
資格スクエアは勢いのあるオンライン予備校
資格スクエアのサービス開始は2013年です。弁理士講座だけでなく、司法試験、司法書士、行政書士、社労士などの講座も提供しています。
代表の鬼頭弁護士がなかなか個性的なのと、ITを駆使した講座を提供していることなどから、当初から新聞や雑誌でよく取り上げられていました。
弁理士講座は当初から提供されており、資格スクエアで弁理士最終合格を果たす人も続出しています。
また、令和4年度の短答試験の合格率は38%と全国平均の4倍近い実績を叩き出しています。
資格スクエアは、今最も勢いのあるオンライン予備校と言えそうです。
資格スクエアの弁理士講座は大手予備校の半額!
では、資格スクエアの弁理士講座を詳しく見ていきたいと思います。
基礎・短答・論文パックの内容
初心者がイチから勉強を始めて合格を目指すためには、どの予備校でも基礎講座から論文対策講座までを含むパックコースに申し込むのが普通です。
資格スクエアでは、弁理士講座のパックコースとして『基礎・短答・論文パック』が提供されています。これ1本のみなので迷う必要はありません。
基礎・短答・論文パックの中身は以下のとおり。
- 入門講座:約10時間
- 基礎講座:約110時間
- 青本講座:約50時間
- 論文対策講座:約100時間
- 論文過去問講座:約20時間
- 短答対策講座:約95時間
初学者向けの入門・基礎・青本講座、短答対策講座、論文対策講座がバランスよく含まれています。
オンライン予備校では論文対策の講座が物足りない傾向がありますが、資格スクエアでは約120時間という講義時間を論文対策に費やしており、通学型の予備校に遜色のないボリュームとなっています。
また、短答対策講座と論文対策講座では、インプットだけでなく試験本番を見据えたアウトプット用の演習も含まれており、合格を勝ち取るための応用力を養うことができるようになっています。
基礎・短答・論文パックの価格
気になる費用ですが、資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』 は297,000円と、かなりリーズナブルな価格設定となっています。
LECやTACのパックコースであれば40~50万円以上はしますので、資格スクエアならその半額程度ということになります。
特許事務所勤務なら、弁理士手当の半年~1年分ほどでペイできる料金です(笑)。
後発組の予備校だから、費用を抑えて受講生を集めているという側面もあるとは思いますが、決して「安かろう悪かろう」というわけではありません。
資格スクエアでは、「合格に不必要な大きな校舎や広告宣伝費などは大胆にカットする」ことを徹底することで、価格を抑えて質の高い講座を提供する戦略を取っているのです。
「質を落とすことによって低価格を実現しているわけではない」というプライドが感じられます。
資格スクエアの弁理士講座(基礎・短答・論文パック)は、297,000円とリーズナブルながら十分な量と質を確保しており、コストパフォーマンスが高い。
オンライン講座は多忙な社会人受験生に向いている
資格スクエアのオンライン講座は、パソコンだけでなく、スマホやタブレットにも対応しています。
通勤や出張などのスキマ時間を活用して、「いつでも、どこでも、何度でも講義が受けられる」というのが最大のメリットです。
弁理士試験の受験生には多忙な社会人が多いので、場所を選ばないオンライン講座のニーズは高いはずです。
また、オンライン講座であれば、通学講座と違って、「大事な講義を聞き逃した!」というような失態もありません。
もちろん、通学講座には、「生講義の緊張感の中で勉強ができる」、「受験仲間を見つけやすい」といったオンライン講座にはない独自のメリットもあります。
しかし、通学講座に特にこだわりがある人でなければ、資格スクエアの弁理士講座は有力な選択肢になると思います。
「いつでも、どこでも、何度でも講義が受けられる」というオンライン講座は、通学講座にこだわりがある人以外なら、どんな人にでもオススメできる。
資格スクエアの気になる点は?
どんなこともメリットがあれば、デメリットだってあるものです。以下では、「ここはどうなの?」と私が気になった点をいくつか挙げておきます。
試験勉強のモチベーションを保てる?
オンライン講座は、毎週決まった曜日の決まった時間に講義に出席するわけではないため、モチベーションが下がったときに楽なほうに流されてしまうおそれがあります。
また、オンライン講座では受験仲間に出会えるチャンスがなく、孤独な試験勉強になりやすいというデメリットもあります。
「時間の自由度が高い」、「自宅で勉強できる」というオンライン講座のメリットは、人によっては勉強に対するモチベーションを維持しにくいというデメリットにもなり得ます。
この点、資格スクエアでは、オンライン予備校でありながら、受講生に対するサポートが手厚いのが特徴です。
例えば、誰しもが勉強を進めていく中で、「この勉強方法で合っているんだろうか」、「勉強のペースはこれで大丈夫だろうか」といった不安や悩みは持つもの。
資格スクエアでは、受講生が電話やメールで気軽に相談できる専任スタッフが常駐しているので、不安や悩みを解消してから勉強に集中することができます。
さらに、『弁理士講座同好会』という動画チャンネルで息抜きを図ることもできますし、資格スクエアのオンラインシステムでは、講義を視聴しながらシステム経由ですぐに質問できます。
また、申し込む前にもいろいろな不安があると思いますが、担当講師による説明会も視聴できますので、興味のある人は一度チェックしてみてください。
資格スクエアは、サポート体制も充実しているので、受講生のモチベーションも維持しやすそう。
ウェブテキストって使いにくくない?
私が古い人間なのかもしれないですが、ウェブテキストって使いにくくないですか?
マーカーを引いたり、付箋を貼ったり、書き込みができるように作られていても、紙媒体に比べるとどうしても使い勝手が悪そうです。
資格スクエアでは、基礎講座と論文対策講座では製本テキストが提供されるので、「紙媒体じゃないとイヤ!」という私のような人間にも取っつきやすいです。
おそらく書き込みの量が一番多くなるのは基礎講座のテキストなので、それを紙媒体で提供してくれるというのは良心的だと思います。
資格スクエアでは、製本テキストも提供されるので、ウェブテキストが苦手な人にも優しい。
答練、模試、ゼミはないの?
LECやTACといった大手予備校では、実際に問題を解いてみる答練(答案練習会)や模試(短答模試、論文模試)がパックコースに含まれています。
答練に関しては、資格スクエアでも短答と論文の演習の時間が確保されているので問題ありませんが、模試については資格スクエアでは開催されていません。
どうしても模試を受けたいという人はLECやTACに模試だけ個別に申し込むことになります。
オプションとなりますが、資格スクエアでは論文添削ゼミも開催されているので、オンライン講座でありながら講師に直接論文を採点してもらうこともできます。
資格スクエアの弁理士講座に模試は含まれない。オプションで論文添削ゼミあり。
講師の評判はどうなの?
資格スクエアの弁理士講座を担当しているのは、菊池先生と林先生のお二人です。
菊池先生は、大手予備校でゼミを主に担当していたというベテラン講師です。暗記に頼らない、理解を重視した講義に高評価が集まっています。
林先生は、菊池先生の元教え子で、自ら開発した短期合格勉強法を受講生に伝授されています。
個人的には、師弟タッグで協力して取り組まれている様子にアットホームな安心感を覚えます。
実際の受講生の口コミをいくつか転載しておきます。
他校で勉強をしていたときは、重要なところがどこかわかるが全体の中での位置づけがわかっていませんでしたが、菊池先生の講義で、それまで点でしかなかった知識がつながり体系的な理解ができました。
菊池講師はあれもこれも暗記しろという、暗記重視の授業はしません。 条文の趣旨を考える授業をして下さいました。
受講生に寄り添った指導、趣旨を整理して学習することができる講義で大変助かりました。
私は、勉強をする上で、「無駄なことはせず、効率良く得点力を付ける」ことをモットーの一つとしていました。林講師の講義は、私のこのモットーに合うもので、2回の受験で論文式試験を突破できたのも林講師のおかげと言っても過言ではありません。
菊池先生と林先生の師弟タッグによる講義では、暗記に頼らずに短期合格を目指すことが意識されており、受講生の評判も高い。
資格スクエアのまとめ
以上、資格スクエアの弁理士講座について見てきましたが、いかがでしたか?
いろんな人にオススメできる予備校ですが、特に以下のような人には最適だと思います。
- 安くて講義の質のいい予備校を探している人
- スキマ時間を利用したい社会人
- 受験生自宅でマイペースに学習を進めたい人
後日、私が実際に資格スクエアの講義を受けさせてもらった体験談の記事もあるので、よかったら参考にしてください。
最近は、資料請求した人に向けてメールで割引クーポンを配布していることが多いので、今すぐ申し込むつもりがなくても興味がある人はとりあえず資料請求しておくといいですよ。
>>資格スクエアの無料資料請求はこちら
>>資格スクエアの無料説明会はこちら
>>資格スクエアの公式サイトはこちら
資格スクエア、かなりよさそうだなぁ。
コスパはピカイチだよ。