特許事務所への転職活動ってどうすればいいんですか?
利用したほうがいいものを紹介するね。
特許事務所の求人を探す方法は、一般企業の場合と比べて大きな違いはありません。
しかし、特許事務所に関しては、一般企業と比べるとネットで得られる情報が少ないので、押さえるべきところを押さえておきたいところです。
特許事務所における弁理士や特許技術者の求人を探す方法は、大きく分けて次の2つの方法があります。
- 求人サイトで自分で求人を探す
- 転職エージェントを利用する
この記事では、オススメの求人サイトや転職エージェントを紹介します。
特許事務所に強い求人サイト
まずは、特許事務所の求人情報を自分で探す場合に利用価値のある求人サイトを紹介します。
ただ、注意したほうがいいのが、求人サイトの求人情報は玉石混交であり、しかもその良し悪しを判断するための情報が特許事務所の場合は少ないという点です。
誤ってブラック特許事務所に入ってしまわないように、ネットの情報に頼るだけでなく、特許業界のことをよく知る人に話を聞くか、あとで紹介する転職エージェントを利用するのが無難です。
日本弁理士会の求人ページ
日本弁理士会の求人ページには、特許事務所の求人情報が多数掲載されています。
しかし、弁理士会のページに求人を掲載するのは無料のため、本気で採用する気のない特許事務所が「とりあえず…」といった感じで求人を出していることも少なくないです。
私も過去に利用したことがありますが、求人を載せておきながら、履歴書を出しても何の返事もないという特許事務所がいくつかありました。
ただ、弁理士会の求人ページでしか見つからない求人情報もあるので、一通り目を通しておくといいでしょう。
パテントサロンの求人スクエア
『パテントサロン』は知財情報全般を取り扱う有名なサイトで、この中に『求人スクエア』という求人情報のページがあります。
求人スクエアに求人情報を掲載するのは費用がかかるため、弁理士会の求人ページのような冷やかしはありません。
パテントサロンの求人情報は、常にアップデートされていて高品質なので、必ずチェックしておきたいところです。
特許事務所のホームページ
今や大小問わずほとんどの特許事務所がホームページを開設しており、求人情報も掲載されていることが多いです。
求人情報だけでなく、その事務所の雰囲気をホームページから感じられることもあるので、一度はチェックするとよいでしょう。
ただし、長期間更新されずに放置されているページも少なくないのでご注意ください。
特許事務所に強い転職エージェント
次に、本格的に転職活動を始める際に利用したい転職エージェントの紹介をします。
転職エージェントとは、単に求人を紹介するだけでなく、専任のエージェント(キャリアアドバイザー)が転職コンサルティングも行ってくれるサービスです。
特許事務所未経験の人は不安も多くあるでしょうから、転職エージェントに特許事務所との間に立ってもらうと安心できます。
転職エージェントが紹介した人材を企業が採用すると、企業から転職エージェントに手数料が支払われる仕組みとなっています。
このため、求職者が転職エージェントを利用するのに一切費用はかかりません。
MS-Japan
MS-Japanは、士業の転職サポートに強みを持つ転職エージェントで、特許事務所や知財部の求人を多数扱っています。
私がMS-Japanをイチオシする理由は次のとおり。
- 弁理士専門(特許事務所専門)のエージェントがいる
- 特許事務所だけでなく企業知財部の求人も豊富
- 上場企業の安定感で丁寧なサポート
特許事務所への転職活動だけでなく、特許事務所と知財部への転職活動を同時並行で行いたい人にとっては、MS-Japanはマストです。
リーガルジョブボード
特許事務所への転職活動で外せない転職エージェントがリーガルジョブボードです。
私がリーガルジョブボードをイチオシする理由は次のとおり。
- 弁理士専門(特許事務所専門)のエージェントがいる
- 特許事務所の求人取扱数が業界トップクラス
- サポートが手厚い
リーガルジョブボードには、弁理士(特許事務所)専任のエージェントが在籍しており、特許業界への精通ぶりには目を見張るものがあります。
私は採用側としてリーガルジョブボードのお世話になっていますが、その情報量には毎回驚かされます。
また、特許事務所の求人取扱数が非常に多いので、求職者にとっては一度にたくさんの選択肢を比較・検討できるのが大きなメリットです。
リーガルジョブボードについては詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
転職活動は早めに越したことはない
「いつか転職しよう」と考えている人は、そのアクションは今すぐ起こしたほうがいいです。
いよいよ、転職せざるを得ない状況になってから慌てて転職活動を始めると、情報も不十分なうえ、焦ってろくな転職活動ができません。
求人サイトで求人情報を眺めるだけなら今すぐにでもできることですし、転職エージェントへの登録は数分で終わります。
転職活動を成功させるには、早めに一歩目のアクションを起こして求人の相場観を身に付けておくとよいでしょう。
>>リーガルジョブボードの無料登録はこちら
>>MS-Japanの無料登録はこちら
特に押さえておきたいのはどれですか?
パテントサロンの求人スクエアとリーガルジョブボードかな。