特許事務所への転職活動で注意したいこと

特許事務所への転職
トンボ
トンボ

特許事務所への転職活動ってどうやったらいいんだろう・・・

カブト
カブト

心配しなくても、一般的な転職活動とそんなに違いはないよ。

特許事務所への転職・就職を考えている人の中には、「特許事務所への転職活動ってどうやるんだろう?」と悩んでいる人もいるかもしれません。

別に特別なことはありませんが、特許業界は小さな業界なので、あまり情報がなくて最初は戸惑ってしまいますよね。

この記事では、特許事務所への転職活動について特に注意したほうがいい点をまとめています。

弁理士試験に合格していないとダメ?

「特許事務所で働くのに弁理士資格は必須ですか?」という質問をよく受けます。

答えは「ノー」です。

弁理士資格がなくても(弁理士試験に合格してなくても)、特許事務所に転職することは可能です。

むしろ、無資格で特許事務所に転職し、その後、弁理士資格を取得する人が多いです。無資格の技術系所員のことを『特許技術者』と言います。

6.弁理士と特許技術者の違いは?弁理士になることのメリットは?
トンボ 弁理士でなくても特許事務所で働けるんだったら、苦労して弁理士になる意味はあるんでしょうか? カブト そこをどう考えるかは、人それぞれかなぁ。 下の記事でも書いたように、...

なお、弁理士資格を得るためには、弁理士試験に合格した後、『実務修習』と呼ばれる研修を修了し、弁理士登録の手続きを行う必要があります。そのためには20万円以上の費用がかかります。

しかし、実務修習や弁理士登録に要する費用は特許事務所が負担してくれるので、特許事務所に転職する前に弁理士試験に合格した人は、『弁理士試験合格者』という状態で転職活動をすればよいです。自費で弁理士登録まで済ませておく必要はありません。

7.弁理士になるには?弁理士試験に合格するしかない?!
トンボ 弁理士になるにはどうしたらいいんですか? カブト 弁理士試験に合格するのが王道だね。 弁理士になるにはどうしたらよいのでしょうか? 「弁理士試験に合格する」というのは...

特許事務所の求人の探し方

特許事務所における弁理士や特許技術者の求人を探す方法は、大きく分けて以下の3つの方法があります。

  • 転職エージェントを利用する
  • 転職サイトを利用する
  • 求人情報を自分で探す

しかし、求人の探し方だけでかなりのボリュームになるので、詳細は下の記事をご覧ください。

特許事務所の求人を探すのに押さえておきたい転職サービスと転職サイト
トンボ 特許事務所の求人ってどうやって探したらいいんですか? カブト じゃあ、今日は特許事務所の求人の探し方について説明するね。 特許事務所の求人を探す方法は、企業の場合と比べ...

どんな規模の特許事務所を狙うか?

特許事務所と一口に言っても、その規模によってかなり雰囲気や特徴は異なります。

詳しくは以下の記事に書いていますが、未経験者であればまずは所員数が数十名以上の中堅か大手の特許事務所に入所するのが無難だと思います。

3~4年ぐらい修業すれば実力もある程度つきますし、特許業界の様子がわかってくると思います。そのときに、改めて自分の身の振り方を考えればいいでしょう。

あなたにオススメなのはこんな規模の特許事務所
トンボ 特許事務所に転職するなら大きな事務所のほうがいいですか? カブト ケースバイケースだけど、初心者なら大手のほうが無難かもしれないね。 一言に特許事務所と言っても、弁理士...
大手特許事務所はさっさと辞めるべき?
トンボ 転職するならやっぱり大手の特許事務所かな〜 カブト 未経験者なら小さい事務所より大手がいいかもね。 これまでいくつかの記事で、「未経験者なら大手特許事務所がオススメ」と...
ブラック特許事務所に人生を狂わされないようにするには?
トンボ ブラック企業ならぬブラック特許事務所ってあるんですか? カブト 「ノー」と答えたいんだけどね・・・。 すっかり世の中に定着した「ブラック企業」という言葉。 残念ながら...

面接での心構え

転職エージェント経由にせよ直接応募にせよ、書類審査に通過したら緊張の面接です(笑)。

ただ、過度の緊張は不要です。面接は、特許事務所があなたを評価するだけでなく、あなたがその特許事務所を評価する場でもあるので、同等の立場だと思って落ち着いて臨みましょう。

所長を含め面接に出席している所員の人柄や事務所の雰囲気など、ネットや人づてではわかりにくいことを肌で捉えましょう。

また、転職後に後悔しないために、以下のようなことは臆せずにきちんと確認しておきましょう。

  • 採用時の年収
  • 評価システムや給与体系
  • 教育制度
  • 弁理士試験の受験生の支援制度(業務量調整や試験休暇など)の有無

あと、残業時間や有休消化率なども気になるところだと思いますが、さすがにそのあたりを面接でズケズケと質問するのは印象がよくないかもしれません。

とは言え、ワークライフバランスを重視する人は知っておきたい点でしょうから、面接の雰囲気や話の流れを見ながら、できるだけ自然に聞き出しましょう。転職エージェントを利用している場合は、キャリアアドバイザーに聞けばいいでしょう。

後ろめたいことをしていない特許事務所は、きちんと答えてくれるはずです。逆に歯切れが悪いところは、ブラック特許事務所かもしれませんのでご注意を!

トンボ
トンボ

面接ってすごく緊張するし苦手なんですよ~。

カブト
カブト

ありのままのトンボ君を見てもらったほうがお互いのためだから、背伸びをせずにリラックスして臨めばいいよ。