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【弁理士の適性】弁理士に向いていない5つのタイプとは?

弁理士の適性。向いていない5つのタイプとは?
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トンボ

弁理士に向き不向きってありますか?

カブト

大いにあるよ!

「弁理士に興味があるけど、自分に向いているのかな?」と悩んでいる人、少なくないと思います。

私も特許業界に入るときには、情報不足のせいもあって、「自分は弁理士に向いているのだろうか…」という不安を抱えたまま、とりあえず飛び込んだような状況でした。

弁理士を目指すにあたって、向き不向き(適性)を知っておくことは大切です。

というのも、弁理士や特許技術者というのは、基本的に毎日、明細書作成や中間処理といった同じ仕事の繰り返しです。

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特許事務所を変えたとしても、事務所内でのポジションが多少変わったとしても、仕事内容が大きく変わることはありません。

「弁理士に向いてない」と特許事務所に入ってから気づいた場合、転職せざるを得なくなる可能性が濃厚です。

この記事では、性格的なことも含めて、弁理士に向いていない人を5つ挙げてみましたので、一度自己診断してみてください(笑)。

目次

非論理的な人

弁理士は、技術を理解し、法律を運用する必要があるので、「論理的に物事を考えられない」というのは、弁理士にとって致命的です。

弁理士には、理屈っぽい人が多いですが、これは職業病だと思って温かい目で見守ってもらえるとありがたいです(笑)。

論理的でいるためには、常に「これでいいのか?」と自問自答しながら、一貫性のある筋道を立てる習慣を身に付けることが大事です。

初心者でも「この人は弁理士に向いているな」と私が感じる人は、「なぜこうなるの?」という質問に筋道を立てて答えることができる人です。

答え自体は間違っていてもいいのです。その人の考えた筋道が見えれば、論理的に考えたんだなというのはわかります。

反対に「なんとなく…」とか「〇〇さんがそう言ってたので」と答える人に対しては、「弁理士に向いてないなぁ」という印象を持ってしまいます。

トンボ

弁理士って気難しい人が多そうですね。

カブト

確かにクセのある人は多い気がするね(笑)。

文章嫌いの人

弁理士は、ひたすらに書類を書いたり読んだりする仕事なので、文章嫌いの人には厳しいでしょう。

弁理士が日常的にどんな書類を作成しているのか知りたい人は、『特許情報プラットフォーム』で特許文献を見てみてください。特許情報プラットフォームの使い方は、下の記事を参考にしてください。

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卒業論文や修士論文ほど内容はヘビーではないですが、似たようなものを日常的に書いたり読んだりしているイメージです。

はじめて特許文献を見ると、「こんなの書けない…」と引いてしまうと思いますが、慣れればこなせるようになるので、文章が苦にならない人なら何とかなります。

しかし、「文章を書くのも読むのも嫌い!」という人にとって、弁理士の仕事はストレスの塊であることは間違いありません。

英語アレルギーの人

「英語は得意じゃないけどがんばります!」という意欲のある人なら問題ありませんが、英語アレルギーがあると弁理士としてやっていくのは厳しいかもしれません。

下の記事で詳しく書いていますが、内外業務(日本から外国への出願)や外内業務(外国から日本への出願)では、英語の書類やレターを理解できないと仕事になりません。

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英訳は一般的に翻訳者がやってくれるので問題ありませんが、英訳されたものをチェックするのは弁理士の仕事ですし、英語の特許文献や書類は自分で読まなけばなりません。

英語に自信がない人は、TOEICの勉強などを兼ねて、読解や文法に取り組んでおくといいですよ。

デスクワークが苦手な人

弁理士の仕事は、パソコンや特許文献とにらめっこしている時間が圧倒的に長いので、デスクワークが苦手な人にはかなりしんどいと思います。

私はデスクワークは嫌いではないですが、それでも、出張といえば特許面談でいつも同じクライアントのところに行くぐらいなので、もう少し刺激が欲しいです(笑)。

長時間のデスクワークに伴う腰痛、肩こり、眼精疲労…。このあたりは弁理士の職業病かもしれません。

地味なのが嫌いな人

弁理士の仕事は地味ですし、弁理士をやっている人間も地味目が多いです(笑)。

ほかの士業は文系が多いので、女性も多く華やかそうですが、特許業界は色気に欠けています(苦笑)。

事務所によって差はありますが、飲み会などの所内イベントはあまりなく、派手好きな人、社交好きな人、体育会系のノリの人などには、特許事務所はうんざりするほど退屈な職場に映るでしょう。

反対に、人付き合いを好まず、飲み会なども苦手で、「自分の仕事を淡々としたい」という人にとっては、居心地は悪くないと思います。

くれぐれも、「弁理士って弁護士みたいでカッコよさそう!」という勘違いをしたまま、特許業界に入ることのないようご注意ください。

オタクな世界ですから!(笑)

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トンボ

幸か不幸か、地味な僕は特許業界が向いているのかな…。

カブト

最後のは半分冗談、半分本気で、弁理士を続けていくには案外大事なことだと思うよ。

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