カブト先生、今年の『弁理士の日記念ブログ企画』のテーマは「知財業界での夢と希望」ですよ!
ちょっと困っちゃうテーマだな(笑)。
弁理士の内田先生が、毎年7月1日の『弁理士の日』に企画されている『弁理士の日記念ブログ企画』。
私も今年で4回目の参加となります。過去にはこんな記事を書かせてもらいました。
今年のテーマは「知財業界での夢と希望」です。
特許事務所に勤務する弁理士の夢と希望について、包み隠さずお話したいと思います。
弁理士としての夢と希望
こう言っては身も蓋もないのですが、私は弁理士という職業に特に夢も希望も抱いていません(笑)。
弁理士を生業としている今の人生に概ね満足していますし、弁理士の将来をものすごく悲観しているわけでもありません。
ただ、弁理士としての夢や希望と言われると、特にないんですよね。
特許事務所に入ったばかりのころは「将来は独立開業したい!」という夢や希望に近い想いが多少はありました。
しかし、家族が増えて保守的になり、独立することの難しさも知り、勤務弁理士として満足のいく環境・待遇で働かせてもらえるようになって、その想いはフェードアウトしています。
これまで弁理士として10年以上働いてきて、仕事にはやりがいを感じていますし、この業界で生き残っていく自信もつきました。
弁理士として得たこれらのやりがいや自信は私にとって大きな財産で、夢や希望といった熱いものがなくても別にいいかと開き直ってます(笑)。
ちっぽけな夢ならかなったかも?
弁理士はいわゆる手に職的な仕事なので、実力がつけばどこの特許事務所でも働けますし、気持ちが冷めつつあるとは言え、独立開業という手もあります。
「組織にしがみつく必要性が低い」という自由度の高さは、私にとっては大きな魅力です。
また、特許事務所という小さい組織では、出世競争とかややこしい人間関係はほとんどありませんし、仕事自体も個人プレーの要素が大きいです。
日々の業務は大変ですが、「業務に集中しやすい」という環境は私にとってはポイントが高いです。
さらに、現在勤務している事務所では、在宅勤務、フレックスなどが導入され、プライベートに合わせて働き方を調整することもできます。
こういった労働環境は、「こんな働き方をしたいな」と若かりしころに夢見ていたものなので、ある意味、1つ夢がかなったのかもしれません。
ちっぽけな夢で恐縮ですが、無理矢理テーマに食い込ませてみました(笑)。
カブト先生は弁理士としての夢や希望はないんですか?!
特にね…。熱いメッセージを発せなくてゴメンね。