【2月29日まで】LECの人気弁理士講座が最大10万円オフ!

ブラック特許事務所に人生を狂わされないようにするには?

ブラック特許事務所に人生を狂わされないようにするには?
  • URLをコピーしました!

※本サイトにはプロモーションが含まれています

トンボ

ブラック企業ならぬブラック特許事務所ってあるんですか?

カブト

「ノー」と答えたいところだけど残念ながら「イエス」かな。

すっかり世の中に定着した「ブラック企業」という言葉。

残念ながら特許業界も無縁ではありません。「〇〇特許事務所はブラックらしいよ」なんて噂もちらほら耳に入ります。

ブラック特許事務所を避けるにはどうしたらいいのか、ブラック特許事務所に入ってしまった場合はどうするかなど、ブラック特許事務所対策についてお話します。

ブラック特許事務所を避けたいなら、特許業界に精通したの転職サポートを受けることも検討するとよいでしょう。

目次

『ブラック特許事務所』とは?

そもそも、ブラック特許事務所ってどんな事務所なんでしょう?

一般的には、

  • パワハラやセクハラがひどい
  • 年収が不当に低い
  • サービス残業が当たり前
  • 過大なノルマが課せられる
  • 休暇が取れない

といった条件に当てはまれば、ブラック扱いされることが多いかと思います。

しかし、何をブラックと感じるかは個人差も大きいと思いますので、ここでは、ブラック特許事務所の定義を深く掘り下げることはやめておきます。

「ブラック特許事務所は避けたい!」という想いは誰にとっても切実ですので、そのためにはどうしたらよいか、私なりの見解を述べたいと思います。

ブラック特許事務所の情報収集をしよう

当たり前の話ですが、ブラック特許事務所に入らないためには事前の情報収集が重要です。

ネットでは限界がありますので、特許業界に知り合いがいれば話を聞いたり、予備校に通っているのならほかの受講生や講師から情報を仕入れましょう。

そういう知り合いがまったくいないという人は、転職エージェントを利用することを強くオススメします。

あわせて読みたい
弁理士・特許技術者の転職でオススメの求人サイトと転職エージェント 特許事務所への転職情報はネットで見つかりにくいです。そこで、弁理士や特許技術者の転職活動で利用価値の大きい、オススメの求人サイトや転職エージェントを紹介します。

ただし、エージェント選びを誤るとブラック特許事務所に送り込まれることもあるので、のような信頼できる専門エージェントを選ぶことが重要です。

とにかく、あなたが利用可能な情報源をフルに活用しましょう。

「思うように情報が集まらなかった」、「情報収集してもよくわからなかった」という人に提案したいのが、「未経験者ならまずは大手特許事務所に入る」という戦略です。

ちなみに、大手特許事務所とは所員数がだいたい100名以上のところを指します。

未経験者は大手特許事務所が無難

未経験者に大手特許事務所をオススメする理由は3つあります。

未経験者に大手特許事務所をオススメする理由
  • ネットでも情報収集がしやすい
  • そもそもブラックなところが少ない
  • その後の転職がしやすい

ネットでも情報収集がしやすい

大手特許事務所でブラックとなれば業界では知れ渡っているはずなので、ネットでも情報収集がしやすく回避が比較的容易だからです。

例えば、ある程度の規模の特許事務所であれば、転職会議などの転職口コミサイトで情報を得ることも可能です。

事務所の規模が小さくなればなるほど事前の情報収集は困難となり、イチかバチかの要素が強くなります。

そもそもブラックなところが少ない

そもそも多くの人が定着している大手特許事務所であれば、ブラック度はそこまで高くない可能性が高いです。

ただし、大手特許事務所でも以前はブラックで有名な事務所もありましたので、大手だからと油断しすぎないようにご注意ください!

その後の転職がしやすい

日本社会全般に言えることですが、特許業界でも「大手志向」があります。

「大手特許事務所から中小特許事務所への転職」は比較的容易でも、「中小特許事務所から大手特許事務所への転職」は難しくなる傾向があります。

最初に入った特許事務所が仮にブラックだったとしても、そこが大手特許事務所であれば、次の転職先は探しやすいでしょう。

反対に、最初に入ったのが個人や小規模のブラック特許事務所だったら悲惨です。ろくに実務経験もない状態で次の特許事務所を探すとなると、かなり苦労するでしょう。

なので、未経験者であれば大手か少なくとも中堅(所員数十名程度)の特許事務所を選択するのが無難です。

あわせて読みたい
大手、中堅、小規模特許事務所の特徴。あなたに向いているのは? 一言に特許事務所と言っても、弁理士一人の個人事務所から弁理士だけで数十人を超える大手事務所までさまざまです。規模によってどういう特徴があるのかについてお話します。

実力がついたら大手特許事務所から巣立つことも考えよう

誤解しないでもらいたいのは、私が大手特許事務所をオススメしているのは、あくまでも未経験者に対してだけです。

個人的な意見ですが、大手特許事務所のよさは経験を積めば積むほど薄れていき、だんだんデメリットのほうが目立ってきます。

あわせて読みたい
大手特許事務所はさっさと辞めるべき? 未経験者が大手特許事務所を選ぶのは悪くないと思いますが、経験が長くなるほど大手特許事務所のメリットは徐々に薄れていき、むしろデメリットのほうが際立ってくる可能性があります。大手特許事務所のデメリットに焦点を当ててみたいと思います。

なので、大手特許事務所で経験値を積みながら、横のつながりも構築して、ほかの事務所の情報収集を着々と行っておきましょう。

そして、ある程度実力がつけば、事務所の規模にはこだわらず、自分が惹かれた特許事務所にチャレンジしてみるといいでしょう。

ただし、そのときにブラック特許事務所を引いてしまうとすれば、それはあなたの情報収集が甘かったということになるのでくれぐれも慎重に!

もしブラック特許事務所に入ってしまったら?

あまり考えたくない話ですが、運悪くブラック特許事務所に入ってしまったらどうすればよいのでしょうか?

まず、ブラックの理由が「パワハラやセクハラがキツイ」ということであれば、病んでしまう前にさっさと逃げ出しましょう。

パワハラやセクハラをするような人間と付き合っていると、相手が悪いのにこちらが罪悪感を持つようになってきますので、長い付き合いは危険です。

一方、「待遇や労働時間がブラック」というのであれば、「2~3年はがんばってみる」という選択肢があってもいいのかなと思います。

最初から100%満足なんてあり得ませんし、少なくとも弁理士や特許技術者としての実務経験がしっかり積めそうならば、あなたのキャリアにおいて無駄にはなりません。

昭和的な考えかもしれませんが、若いうちはある程度のきつめの負荷があったほうが成長できるというのも事実です。

メンタルがやられるほどの負荷なら悠長なことは言ってられませんが、転職を考えるのは経験を積んでからでも遅くないと思います。

ただし、ろくな指導も受けられず、ただ仕事だけ振ってくるような事務所なら成長は望めないので、さっさと退散しましょう。

自衛のために勤務時間の記録を残しておくとか、年収が記載された労働契約書を書面でもらっておくことを忘れずに!

以上、参考になれば幸いです。

トンボ

ブラック特許事務所か…。怖いな~。

カブト

リーガルジョブボードのような信頼できる転職エージェントを使うと安心だよ。

あわせて読みたい
リーガルジョブボードの評判は?特許事務所に転職するならマスト! リーガルジョブボードは特許事務所への転職サポートを得意とする専門のエージェントです。普通の転職エージェントとは異なるリーガルジョブボードの求人システム、強み、評判についてお話します。

>>

  • URLをコピーしました!
目次